アガベの子株(カキ仔)は、抜き苗状態で冬越しできる?
結論から述べますと、アガベの子株は種類にもよりますが切り離しっぱなしの抜き苗
状態で冬越しは微妙です。
今回は特殊な状況ですが、友人の実家におそらくアガベ・アメリカーナと思われる年季の入ったアガベが地植えされており、子株がたくさん出ていたのでいくつか切り離してもらってきました。
せっかくいただいたのに友人の車の中に忘れてしまい、取りに行かなければと思いつつ
約1ヶ月が経過してしまいました。その間は車内に置きっぱなしです。
雪が降った日もあり、親株から切り離した状態のアガベの子株がかなりの気温高低差のある車内にさらされていたことになります。
アガベのカキ仔を真冬の車内に1ヶ月放置した結果
このような状態で、もうだめそうなのもありますが、まだ復活できそうなのもいました。
早速、オキシベロンを100倍くらいに水で薄めて丸1日漬け込みました。
暑かったり寒かったり乾燥したり大変だったことでしょう。。ごめん
枯れかけたアガベの子株の鉢植え
翌日、オキシベロンに漬け込んでおいた子株を鉢に植えました。
底石は赤玉の中粒です。保水性のある赤玉土を底に敷くことで、発根したときに
根が水気を求めて下へ伸びるよう促すためです。
こんな感じになりました。赤玉の小粒とひゅうが土のブレンドです。
枯れかけたアガベの子株の腰水管理
写真は取り忘れてしまいましたが、トレーの上に鉢を並べて水を注ぎ
腰水管理をしました。
置き場は家の中で1番寒暖差の少ない温かい部屋の直射日光が当たらない場所です。
鉢植えしてから2週間くらいは、枯れが進行していき、見た目がどんどん悪くなって行きました。
約1ヶ月後、枯れの進行もなくなり、株がガッチリとして動かなくなっています。根が張った証拠です。
その後目視でしっかりとした根を見ることもできたので腰水を辞めて通常に戻しました。
1つ鉢が足らずに1鉢に2株植えた株の根が行き場を失ったのか土の表面から出てきていました。非常に元気です。
元気になったので室内窓際から外のラックに出しました。
まとめ
鉢植えしてから約2ヶ月後の現在、すべての株が復活して、ゆっくりと成長しています。
車で放置の1ヶ月がなければもっときれいな状態でもっと早く発根していたでしょう。
しかし、僕のようにやらかしてしまった時はやはりオキシベロンに頼るのが無難です。最善は尽くした感にはなりますし、結果このように復活してくれれば元はとれます!
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