毎年春に摂取が義務付けられている狂犬病の予防注射。
例年集合注射で、うちのエリアも広場のようなところへ連れて行ってプスっと打ってもらうのですが、今年は新型コロナウイルスの影響で、各自動物病院へ出向いて接種をするということになりました。
最近ふと気になって調べてみたんです。
狂犬病ってそんなに日本で発生しているのかということを。
調べてみると1956年以降発症していないとの情報を発見しました。
そんなに長く感染者が出ていないのになぜ未だに毎年打たせなければいけないのか、なにか利権問題でもあるのか、いろいろ思う事はありますが、人にも移る恐ろしい病気なので
もう二度と感染者をださないぞと徹底しているのでしょう。
狂犬病が国内で14年ぶりに発症
数日前に調べた時は1956年以降感染者はでていないという
情報を発見したのですが、今回目に入ったニュースでは
14年ぶりにと言っています。
どちらが正しいのかわかりませんが、こちらは2006年に横浜市と京都市の男性二人がフィリピンで犬にかまれて感染し、帰国後に発症して死亡したと報じられています。
今回のケースは、今年2月にフィリピンから就労のために来日。
昨年9月ごろ、同国で犬に左足首をかまれたが受診しておらず
この際に感染したとみられるようで、今月11日に足首に痛みを感じ、その後体の痛みや嘔吐、水を怖がるなどの症状がでて18日に愛知県豊橋市の医療機関に入院したというもの。
その後検体検査をした結果、狂犬病の感染が確認され現在も重症。
狂犬病は人から人へ感染するのか
通常狂犬病は犬などに噛まれて感染するので
人から人へは感染しません。
ということは犬、もしくは犬から感染した他の動物などに噛まれたりするのが一般的な感染経路ということですね。
日本では、山の中などで稀に見る野犬ですが、東南アジアなんかだと普通に街中にも野犬が歩き回っています。
街中にいるタイプはまだ人に慣れていたりして自分からいきなりかみついてくるということは少ないような気がしますが
問題は街にいないタイプです。
僕が台湾に住んでいた時の事です。
田舎のほうへバイクで釣りに行ったのですが
野犬に思いっきりバイクを追いかけられたことが二度あります。
茂みから突然、まるでバイオハザードのように飛び出してきて爆速で追いかけてくるんです。
サイズもかなり大型の犬だったので狂犬病以前に
噛み殺されるという、まさに死を感じました。
もう少しバイクの出だしの加速が遅かったら・・・
まとめ
狂犬病は感染すると100%死亡する非常に怖い病気。
東南アジアなどへ旅行に行くときは、いつどこで野犬に噛まれるかわかりませんので、事前にワクチンを接種しておくことをおすすめします。