大スター志村けんさんが亡くなった。
3月29日、あの国民的コメディアンの志村けんさんが70歳で亡くなった。
原因は新型コロナウイルス。
日本中に衝撃が走ったのは間違いないでしょう。
元気でひょうきんな志村さんは
いつでもテレビで見ることができるような気がしていたから
なおさら、あっさりと他界してしまったことにショックを受けました。
物心ついた時から大好きで
実家の隣にあった叔父のスーパーへ行っては
しょっちゅうけんちゃんラーメンを買ってお昼に食べていました。
たしか、中にスクラッチか何か入っていて
当ると「けんちゃんボールペン」がもらえるのですが
家に4つほどあったので、相当買って食べていたのだと思います。
けんちゃんボールペンを上げている方がいました。
このタイプと、たぶんこれの後に出た、四角い定規型で
ボタンを押すと、けんちゃんが飛び出す仕組みの物を持っていました。
友達と遊んだらひげダンスをしたり
下り坂で自転車に両手離しで乗りながら
「変なおじさん」の真似をして
「変なおじさんだから変なおじさん」と言いながら
あのお決まりの手のポーズをやり切るという事に挑戦したり
思い返すと少年時代のほっこりとした優しい思い出に包まれます。
こんな楽しい思い出を作ってくれた志村さんには本当に感謝しています。
不思議な出来事
そんな僕にとって身近に感じられた志村さんが
亡くなられた数日後の4月1日の朝の事です。
いつものように仕事場に向かって歩いている時でした。
小さなT字路
左からピンクっぽいポロシャツを着た人が自転車で向かってくるのが見え
僕は、歩くスピードをおとしました。
信号もない小さなT字路、渡るタイミングが同じになりそうな
距離感とお互いのスピード
ふとその人の顔を見ると、志村さんにそっくりなのです。
というかほぼ同じに見えました。
僕は二度見をしました。
やっぱり志村さんに激似。
信じられずに立ち止まって三度見、もう僕の前を通り過ぎていましたが
横顔もそっくり。
変な気持ちになって考えながら再び歩いていました。
「これは、この数日間、志村けんさんの事を考えることが多かったから普通の人がそう見えたのか」
「志村さんが亡くなったことがショックだったからそう見えたのか」
「この時期にピンクのポロシャツ着るかな」
いろいろ考えました。
まあ、本当に偶然に志村さんに似ている人が
あのタイミングで自転車に乗って来ただけかと思いますが
それにしてもすごいタイミングでびっくりしました。
と同時に少し気持ちが晴れました。
きっと天国でもみんなを爆笑させているでしょう。