初売り=安い=買わなきゃ損、という固定観念を抱いている人も多いのではないでしょうか。今回は自宅から一番近いアウトレットモール「ジャズドリーム長島」で本当に一年を通してお買い得なのかを確かめてきました。
初売りとは
初売りとはそもそも、年が明けて最初にものを売り出す行事のことを言います。通常の営業と違う点は、その一年間の運試し的な意味合いを込めてどの店も福袋を用意することが多く、その日に買い物をすることを「初買い(はつかい)」と呼ばれます。
地域の伝統行事として大々的に行われている初売りもあり、代表的なものに「仙台初売り」「佐世保初売り」があります。
初売りは本当に安いのか?
どこへ行ってもものすごい買い物客でごった返す「初売り」。
どのお店も「新春初売りセール」「初売りバーゲン」などと謳って派手に売り出します。いつもうちは正月には伊勢神宮へお参りに行くのですが、今年は延期になったので
三重県の「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」へ行ってきました。
というのもいつも伊勢神宮へ向かう途中、高速の長島の出口はかなり手前のほうから渋滞しているので、ただでさえお買い得なアウトレット商品が初売りでさらに破格になっているのだと思っていたからです。
いつもほぼ動いていないような長蛇の列、高速出口にたどり着くことさえ難しいような状況だったと記憶しているので、その覚悟で行ってきたのですが昼近かったせいか、わりとスムーズに駐車場まで行けました。
アウトレットパーク内では入場制限などを行っている店もあり賑わいを見せていました。
「気になる店」と入り口に「セールの度合い」の表示がされている店を中心に見ていきました。
店によってはなんの表示もない店、2点購入で10%オフの店と全然大したことのない店もあり、出だしから「あれ。。」と思いました。
その後入場制限で並んでいた「FURLA」へ数分並んで入店。
相当安いのかと思って入ると、「30%オフ」「2万円以上購入でレジにて5000円オフ」、数か月前にここへ来たときは
だいたい商品により「50~70%オフでレジにてさらに20%オフ」というかなりお得なセールをやっていたのでインパクトに欠けました。。
いつも必ず行く「ナイキ」も特にいつもと変わらなかったです。
他いろいろなお店を見ましたが、全体的に普段より割引率が低いと感じました。
やはり、正月テンションというのでしょうか、自分も含め財布のヒモが緩くなっているので足を運ぶのでしょうか、もしくは福袋欲しさに行くのかもしれませんね。自分の行った時間は遅かったからほとんど売れてしまったのでしょうか、そんなに大々的に福袋を売り出しているお店は目立ちませんでした。
福袋は本当に得なのか?
初売りではまず一番目立つところに置かれる福袋。
ですが本当に得なのでしょうか?
僕は買わない派なので、今年家族が購入した福袋で検証していきます。
一つ目、ヘアアクセサリー26000円分が1000円という福袋。
中身は見えないようになっていました。
内容は8割方が普通のカラーヘアゴム、あとは誰がつけるんだよというような金属製の髪留めが数個。いくらこの金属製の物が高いとはいえ、トータル26000円など絶対しないでしょうといった内容です。
結局実用的なものといったら地味目なカラーの普通のヘアゴム。それなら数百円で買えるので、値段だけみたら一見かなりお得ですが、結果的に損でした。
二つ目、ウォシュレット便座 1万円
こちらは、同じモデルを楽天やヤフーショッピング、メルカリ、ヤフオクといろいろ調べましたが最安値でした。ネット最安値よりも3千円くらいは得をしました。
三つ目、洋服の福袋 5千円
こちらは、中身も上から見えたのでそこまで変なものは入っていないという事を確認してから購入できたそう。
調べてみるとメルカリでもトータル14000円分ほどの品が入っていました。
たとえ全部いらなかったとしてもメルカリなどで売れば元を取るどころか
プラスになるので、得だと言えるでしょう。
まとめ
普通の物は特に安くないので、初売りで買うなら福袋ですが、中身の見えないものはギャンブルですね。定価合計〇万円分とかなっていたとしても定価なんてあってないような物というようなブランドも多いので定価に騙されてはいけません。
中身がなんとなくでもわかるものは、不要なものはいくらで売れるのかを調べておけば
お得かどうかがわかります。