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笠井アナの悪性リンパ腫、生存率7割、そもそも悪性リンパ腫とは?

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今朝の「とくだね」笠井アナから自身が悪性リンパ腫で全身に散らばっている。生存率は7割だという報告がありました。自分が学生時代から朝の顔としてずっと見てきただけに、テレビの中の人というより、身近に感じさせてもらっており、絶対に完治させて復活して欲しいと思いました。

 

笠井アナの悪性リンパ腫、現状は

笠井アナ(56)の病名は「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」

自ら病気を公表した理由として、「32年間ワイドアナウンサーとして生きてきて、あらゆる有名人のプライバシーを自分の言葉で紹介してきて、いざ自分でも病気になった時にそっとしておいてくださいというのは自分の生き方としては許さない。」と説明、もう一つは「小倉さんがガンになった時、自分の病状を事細かく公表する姿を見て、そこまで話さなくてもいいのに。という姿を見ていたら、やっぱり我々のような仕事をしている人間というのはそういう覚悟とか立場に行く瞬間があるなと小倉さんを見ていて学びました。」と話しました。

病気の進行速度は中程度のスピードでアグレッシブなタイプで、ちょっと強い抗がん剤治療が必要、生存率は7割程度という説明を受けたそうです。

さらに調べた結果から、がんが全身に散らばっているということがわかったそうです。

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫とは

年間3万人の悪性リンパ腫患者のうちの約3割は「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」と言われています。

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫は、リンパ節が腫れたり、臓器にコブのようなものやそれ以外の病変を形成するリンパ腫であり、リンパ節は体の様々な場所にあるため、いろいろな場所に病変ができる可能性があります。

治療をしないと1週間単位で大きくなっていくという事で比較的早い速度で進行が進みます。

病変とは・・病気による生体の変化です。

 

ステージ1・・1リンパ節領域または1節外臓器に限局する病変。

ステージ2・・横隔膜の片側にとどまる2リンパ領域以上にわたる病変。または1つの節外臓器の限局病変と横隔膜の同側のリンパ節領域の病変を有する。

ステージ3・・横隔膜の両側にわたる複数のリンパ節領域あるいは節外の病変。

ステージ4・・節外組織のびまん性・多発性病変。

 

びまん性大細胞型b細胞リンパ腫の治療法

悪性リンパ腫は一般的に薬物投与や放射線治療で治療します。

初回治療としては「R-CHOP療法」という化学療法が用いられ、5種類の薬を使用します。

R-CHOPの「R」である「リツキシマブ」

そしてCHOPの

「C」「シクロホスファミド」「H」「ドキソルビシン」

「O」「ビンクリスチン」「P」プレドニゾロン

このような薬を3週間に1回行います。

 

まとめ

無知な僕は今回の笠井アナの公表を見て、そして調べて初めて「びまん性大細胞型b細胞リンパ腫」というものを知りました。

自分の父親も僕が小さい時に胃がんになり、胃の約9割を摘出しましたが30年経過した現在も若者以上に元気です。

手術前も後も変わらず、意識高めで自分のビジネス、人生にまっしぐらでした。

病は気からという言葉は絶対ではないにしろ、絶対ポジティブな気持ちでいることのほうが体は良い方向にいくと思います。

そして、若いうちから人間ドックやがん検診などを定期的に受ける。医師によっては見落としてしまうかもしれない小さな病変、なるべく評判の良い病院で検査を受けることが望ましいと思います。

笠井アナ、治療がんばってください。そしてまたテレビで元気な姿を見せてください!