今日はニュースで、梅宮辰夫さんが慢性腎不全で亡くなったと報道され
こうやってどんどん昭和のスターがテレビから消えて行ってしまうんだなと思っていました。そんなニュースで見たばかりの腎不全という文字、頭に残っていたせいか、「うつぶせ寝=腎疾患のサイン」という情報が目に入りました。自分は昔から気が付くとうつ伏せで寝ています。他人事ではないので調べてみました。
うつ伏せに寝る人は腎疾患のうたがいがあるとは本当なのか
一説によると、人間は寝ている間に無意識に自分の体の弱っている箇所をかばうような姿勢で寝るのだそうです。そのため自分がいつも気づけば自然とこの体勢になっている寝方で体のどこが悪いのかを知ることができます。
参考までに自分の寝る時の体勢をチェックしてみましょう。
仰向け寝
もっとも健康的な寝相。
うつ伏せ寝
背中側の腎臓などの臓器が弱っている。生活習慣を変えないと腎疾患になる確率を上げてしまう。もし自分が気づいたらこの体勢で寝ているという人は普段の食事の塩分を控えめにして、いつもより多く水を飲むようにすると良い。
うつ伏せ寝+片脚を曲げて寝ている場合はホルモンバランスが乱れているため、ストレス解消が必要。
横向き
内臓がずれてしまっている人に多い寝方。右側を下にして寝る人は肝臓の位置。左側を下にして寝る人は胃の位置がずれているそうです。
自分の腕を頭に置いたり、セルフ腕枕のように頭や首の下に腕を置く寝方
手や腕を頭に置いて寝たり、セルフ腕枕をする人は首や肩のコリがが深刻です。頭への血流が悪くなり片頭痛の原因にもなるそうです。
寝る前に肩甲骨周りを中心にストレッチをするのも効果的です。
仰向け+両手を曲げる+おなかに手を当てる+立膝
これは胃腸の弱っている人に多く見られる寝相。普段から冷たい物や暑い物、辛い物などの刺激を避けた食事を心がける必要があるようです。
足を組む
足を組んで寝ている人で右足を上にして寝ている人は肝臓が弱っている可能性があり、左足を上にして寝ている人は胃が弱っているそうです。
どれかに当てはまった人は少し注意してみると体調がよくなるかもしれませんね。
(こちらは、日本のヨガの草分け的存在である沖正弘先生という方のお弟子さんにあたる沖ヨガ協会理事の北山佐和子さんのお話を参考にさせていただきました。)
ちなみに僕は、手を頭に置いて左足を曲げて仰向けスタートからのうつ伏せ左足曲げ寝です。まあ、いろいろありそうです。。。
うつ伏せ寝は健康に良い説
先ほどの説とは逆に、うつ伏せ寝は健康に良いとされる説もあります。
うつ伏せで寝ることを、医療用語で「腹臥位療法(ふくがいりょうほう)」といいます。
「腹臥位療法」とは普段ねる体勢をあえてうつ伏せにして健康になろうという療法です。
高齢者や障害者への廃用症候群と呼ばれる全身や局所の機能的・形態的障害を生じることを予防・改善するためのポジショニングとして用いられ、呼吸器系疾患への治療としても利用されているそうです。
また、うつ伏せで寝ることにより、気道が確保され、いびきや無呼吸症候群の人にとっても最適な姿勢であると言います。
さらに、大脳機能の活性化やリラクゼーション効果、筋緊張のバランスを整えて呼吸の問題を改善できるという効果があることも実験で判明したようです。
うつ伏せだと手の平からの刺激も仰向けの時よりも加わるので、大脳の活性化につながると考えられています。
まとめ
両極端な意見があり一瞬とまどってしまいましたが、よく整理して考えると、自然とうつ伏せに寝てしまっていたら、それは腎疾患のサイン。
そして、あえて自分から進んでうつ伏せに寝るのは健康に良い。
自分なりにそう解釈しました。
今後は安心して自らうつ伏せで寝ようと思います。