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歯科医が警告!食べると「死」に近づく食べ物とは

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歯科医が言う「死」につながる病気といえば、ガンやアルツハイマーとの関連性もある「歯周病」。アメリカでは「シークレットキラー」と呼ばれるほど怖い病気なんです。

 

「死」が近づく食べ物とは

現代は昔に比べて、様々な種類の食品が簡単に手に入る世の中です。便利になった反面、よくわからずに口にしていることも少なからずあるでしょう。そんな人は、知らないうちにリスクを体に取り入れている可能性もあります。

ここでは簡単に、普段よく目にするものの中から、なるべく食べないほうが良いとされている食品を上げていきたいと思います。

糖質の高い物の過剰摂取

(白米、白い生地のパンなど)

 

トランス脂肪酸を含む食べ物

(マーガリン、加工油脂を使用した菓子、揚げ物)

以上の物は歯周病やその他の生活習慣病になるリスクを高めるため、過剰摂取は控えたほうが良いですね。

また、栄養のある食べ物でも食べ過ぎてしまうと逆に健康に悪影響を及ぼすものもあるようなので、バランスの取れた食事を心がける必要があります。

 

成人の8割は歯周病

成人の8割は歯周病、そう言われても自覚症状が特にない人は自分は大丈夫だと思うのは当然。ですが歯周病「もの言わぬ病」とも言われるようで、初期段階では自覚症状もなく気づくのは困難。気づいた頃にはかなり進行は進んでおり、治療が難しくなってしまうというのがオーソドックスなパターンのようです。

進行が進むと歯を支えている骨まで溶かして歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病の引き起こす合併症

歯周病は歯が抜け落ちるというだけではなく、下記のような様々な合併症を引き起こす原因にもなります。

狭心症心筋梗塞

動脈硬化により心筋に血液を送る血管が狭くなったり、つまってしまい血液供給がなくなり死に至ることもある病気です。

動脈硬化は、不健康な食生活や運動不足、ストレスなどが要因とされていましたが、最近は歯周病原因菌などの細菌感染も関係があるといわれるようになってきました。

脳梗塞

脳の血管のプラークが 詰まったり、頸動脈や心臓から血の塊やプラークが流れてきて脳の血管が詰まる病気です。歯周病の人はそうでない人の2.8倍脳梗塞になり易いというデータがあるようです。

血圧、コレステロール中性脂肪が高めの方は、動脈疾患予防のためにも歯周病の予防や治療は、なおさら重要です。

糖尿病

歯周病は以前から、糖尿病の合併症の一つと言われてきました。実際に糖尿病の人はそうでない人に比べて歯肉炎や歯周炎にかかっている人が多いというデータがあります。

さらに最近、歯周病になると糖尿病の症状が悪化するという逆の関係も明らかになってきました。つまり、歯周病と糖尿病は、相互に悪影響を及ぼしあっていると考えられるようになってきたのです。

誤嚥性肺炎

誤嚥性肺炎とは、食べ物や異物を誤って気管や肺に飲み込んでしまうことで発症する肺炎です。

肺や気管は、異物がはいりそうになると咳をだして防ぐ機能があります。しかし、高齢になるとこれらの機能が衰えるため、食べ物などと一緒にお口の中の細菌を飲み込み、その際むせたりすると細菌が気管から肺の中へ入ることがあります。

その結果、免疫力の衰えた高齢者では誤嚥性肺炎を発症してしまいます。

特に、脳血管障害の見られる高齢者に多くみられます。

誤嚥性肺炎の原因となる細菌の多くは、歯周病菌であると言われています。

関節炎、腎炎

関節炎や糸球体腎炎が発症する原因のひとつとして、ウィルスや細菌の感染があります。

関節炎や糸球体腎炎の原因となる黄色ブドウ球菌や連鎖球菌の多くは、歯周病原性細菌など口腔内に存在します。

これらのお口の中の細菌が血液中に入り込んだり、歯周炎によって作り出された炎症物質が血液に入り込むことで、関節炎や糸球体腎炎が発症することがあります。

アルツハイマー

アルツハイマーの患者の脳内で歯周病菌の原因細菌である「ポルフィロモナス・ジンジバリス」という菌が確認されたという研究結果があることから、歯周病アルツハイマーの関連性が証明されました。

 

まとめ

歯周病」なめていたら様々な合併症を引き起こすリスクが発生します。そのためには普段から食後にはしっかり歯を磨き、最低半年に一回くらいは予防歯科として検診に行って早い段階で異常を見つけてもらうのが重要ですね!