最近になってようやくメディアなどにも取り上げられる機会が増えてきた「女性の月経への理解について」。今回は自分自身も理解を深めておく必要があるという思いもあって記事に残したいと思います。
月経前や月経中に起こる体や気持ちの変化
人それぞれ状態は異なるかと思いますが、月経前になると、いらいらして理由なく怒りっぽくなってしまったり、抑うつ状態になったり、下腹部が張って痛くなったり、頭痛、下痢や吐き気まで起きる人もいます。
こういった心身面の不調は月経前症候群(PMS)と呼ばれ、さらに症状が重度になると月経前不快気分障害(PMDD)となります。症状は月経前3日~10日ほど続き、月経がはじまるとなくなっていくものだそうです。
こうした症状があっても周りからの理解(特に男性からの)をされず、そんな状況に苦しんでいる方が多くいます。
こんな症状が毎月あるなんてとてもつらいですね。。
僕ら男性ができること
今の世代の学生はどうかわかりませんが、30代後半の僕が学生の頃は性教育の時間は男女それぞれ別々の部屋で学びました。当然、女性の生理などについてはほぼ知識のないまま大人になりました。
そのため知らないのはまあ当たり前といえば当たり前なのですが、世の中の男性は、彼女や奥さんなど身近な存在の人が生理中に、イライラしてるな~と感じたり、そんなに怒らなくてもいいようなことで怒られたりしてけんかになってしまったなんてなんて言う経験のある方は多いのではないでしょうか?
自分もその一人だったりします。
正直、若い時は、生理だからってイライラして人に当たるなんて大人げないなとか思っていた時もありました。
でも最近は年齢のせいか、女性の気持ちをちゃんと考えないといけないなという思いが自然と芽生えてきました。
普通に考えて、自分が腹痛や頭痛、吐き気なんてあったらいつもと同じような対応なんてできないですからね、特に身近な存在には。
では、”ひょっとして生理だからイラついているのかな”とか”体調悪いのかな”と思った場合、僕らはどうすべきか。
1、「生理かな?」と思っても口に出さず、さりげなく体を気遣ってあげる。
2、多少理不尽にキレられても、笑って飲み込む。
3、家事など、やれることはいつも以上に手伝う。
とにかく優しく、そして生理については触れないでそっとしておく!
生理の時に男性にして欲しくないことの代表の意見が”生理なのか聞いてくること”だそう。
僕らはいつも以上に気をつかって、怒こりやすい時期だから仕方がないと自分に言い聞かせて広い心を持って接する必要がありますね。
\生理痛の辛さを
— 美しい女性の条件 (@ss017_bb) December 8, 2019
男性が経験すると…/
・男性の睾丸をギュッと
強く握られる痛み
・下腹部を内側から
熊手で削られる痛み
・みぞおちを本気で
殴られ続ける痛み
・腎臓に結石がつまる位の痛み
・脳みそと下っ腹に漬物石を
入れて、一週間生活する感じ
こんな感じです
トイレの床に倒れたり、救急車で搬送されたり、歩いていて激痛と太腿の感覚が無くなって突然歩けなくなったり、頭痛と吐き気がとまらなくなったり…何度もありました。
— db (@dewberryleft) December 7, 2019
辛いのは、女性からの「ただの生理痛だから」という扱いと男性からのセクハラです。
このようにツイッターを見てみるとリアルな女性の気持ちを知ることができます。
思いやりと気配り、できる範囲でがんばっていきましょう!