今月7日に起きた、日本の漁業取締船と北朝鮮の漁船の衝突映像が昨夜公開されました。
こちらの映像は今月7日、石川県の能登半島沖およそ350キロの日本のEEZ=排他的経済水域内で水産庁の漁業取締船「おおくに」と北朝鮮の漁船が衝突した際、「おおくに」の船上から撮影されたものだそうです。
映像では日本の取締船が北朝鮮の船を発見し、まず通訳のような人に日本の経済水域内から出てくださいというよう指示をだし、現地語でそのようにスピーカーを通して伝えていました。
このように取締船には通訳者が常時乗船している模様。
数回にわたり出ていくように指示をしても北朝鮮側は無視を決め込んでいました。
その後日本側は一向に出ていく素振りを見せない北朝鮮側に放水を始めます。
それでも無視を決め込み、2艘は平行して走っている状態。
とその時、北朝鮮側が舵をきったのか船体が日本側に曲がってきて衝突。
そして何かをこちらに投げる素振りをしていました。
でもその後、先ほどの放水された水が船にたっぷりと入ったのか
船体が徐々に傾き始め、乗組員は焦って水をそとへ掻き出すも、そんな小さな容器では
追いつくわけもなく、船体は真横に。
その後はそのまま沈没。
海上でもがく北朝鮮の乗組員を日本側がボートで近寄り、救命イカダやライフジャケットを受け渡す。近くを通りかかった北朝鮮の漁船に受け渡して終了。
気になるのが、救助しに行った日本側に対して水面に浮かんでいる北朝鮮人はどういう対応をするのか、個人的に気になってしまうところです。
これに対し北朝鮮は国営の朝鮮中央通信を通じて「日本の水産庁の取締船は、正常に航行していたわれわれの漁船を沈没させる強盗のような行為を強行し、船員の生命の安全を脅かした」と報道。日本側に対し、賠償と今後再発防止のための対策を要求。。
この映像を公開したことでどちらが正しいのか、正当な判断が下されることを願います。